好きと言えないのは東京で社会人になり、出会いが来たから
東京都新宿区在住 H.Oさん(31歳)
元々地方出身だった私は、大学に行くために東京に出てきた。大学は当初、どうしても馴染めないんじゃないかと思っていたが、色んな地方から出てきた友人と仲良くなれた。結局東京は地方からの出身者がたくさんいるんだなということを知った瞬間だった。そして大学を卒業して社会人になってから、私は好きな女性ができた。
その女性は出会い系サイトで出会った女性だったのだが、最初は普通の女の友達と思っていた。同い年で社会人としての考え方も近かったので、よく飲みに行くことが多かった。どちらかが飲みたい時に「今日飲みに行こうよ」と誘い、二人で馴染みのお店に入っていった。それは今でも続いている。
そんな二人の関係がずっと続いていくうちに、私は彼女のことを特別に思っていることに気づいた。特別と言ってもそれは好きとか好きじゃないとか恋愛感情じゃないんじゃないか?と最初は思っていた。一番仲が良い出会い系サイトで出会った女友達、そのくらいに思っていたのだ。
しかし、私は自分の気持ちをごまかして好きと言えないことがわかった。それはこの東京という地が私にそうさせたのだ。大学に入学したばかりの時は素直だったように思う。しかしそれだけではこの都会ではやっていけないのだ。いくつもの顔を使い分けて初めて一人前として扱われる。
みんな変だなと思いながらも奏しているのだ。そんな東京の空気に慣れてしまった私は彼女のことを素直に好きだと思えなくなってしまったようだ。たぶん、彼女も私と同じだと思う。どこかで二人がこれを乗り越えないと行けない。きっとその役目は私の役目なのだろう。
出会い系サイトで出会っても、自分に自信を持ったないと、相手と本当に幸せになれるわけでは無いようだ。私に足りないのは社会人としての自信のようだ。



